2009年 10月 01日
気になる・・・ 映画「ジェニンの心」 ■2005年11月、パレスチナ自治区、ジェニン難民キャンプ ある朝、街に銃声が響いた。撃たれたのは、12歳のパレスチナ人の少年。おもちゃの銃で遊んでいたところを、「カラシニコフを持った過激派」とイスラエル兵が誤認、頭を撃ち抜かれたのだ。イスラエルの病院に搬送されるも意識は戻らず、かろうじて機械がその心臓を動かすのみ。為す術もなく立ちつくす少年の父に、医師はこう切り出した。 あなたが息子さんにしてやれることは、もうない しかし病院には、息子さんと同じように命の危険に晒されている子供が大勢いる あなたの決断は、難病に苦しむイスラエルの子供たちを救うことができるのだ――― 臓器移植。同意すれば、息子の死を認め、その死を自らが決定づけることになる。また望もうと望むまいと、息子の命を奪ったイスラエルに、身を捧げて「報いる」ことにもなるのだ。煩悶した後、父親は決断を下す。ドナーになることを了承します、と。 それから1年半後、少年の父・イスマエルは、移植を受けた子供たちを訪ねるため、イスラエルを巡る旅に出る。少年を動かしていた腎臓、肝臓、肺、そして心臓は今、どう「生きて」いるのか。果たして再会は、お互いにどのような変化をもたらすのか……………… ■The Heart Of Jenin 映画「ジェニンの心」は、アハメドという一人の少年の死を軸に、パレスチナ側から見た、紛争の姿を描くドキュメンタリーです。喪失から歩き出そうとする父・イスマエルの心の軋みを、カメラは静かに見つめます。 【コラム】 心臓を捧げて The Heart Of Jenin パレスチナの闇と光より抜粋 実に興味深い映画です
by lucky-powder
| 2009-10-01 14:49
| 素顔のまま
|
Comments(2)
Commented
by
sela
at 2009-10-07 00:29
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google検索でたどり着きました。はじめまして。
今晩観て、感激のあまりにmixiにコミュを作ってしまったほどです。(^^; 理性的な立ち位置と、そこに至るまでの心の軌跡がさり気無く描かれていることに非常に映画的カタルシスも感じました。 機会があればぜひ。
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Commented
by
lucky-powder at 2009-10-07 09:10
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